MERSシンポジウム「私たちは、なぜ正しいのか?~医療系NPOの活動と社会主義~」 | ネットワーク医療と人権 (MERS)

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MERSシンポジウム「私たちは、なぜ正しいのか?~医療系NPOの活動と社会主義~」

MERSシンポジウム

「私たちは、なぜ正しいのか?

~医療系NPOの活動と社会主義~」

 

・日   時:2020年3月29日(日)13:30~(開場13:00)※入場無料
・会   場:ドーンセンター4F 大会議室3 ※アクセスはチラシをご覧下さい。 
・主   催:特定非営利活動法人ネットワーク医療と人権
・問 合 せ:06-6364-7677

 

【開催にあたって】

 私たち患者の人権を擁護、あるいは擁護するための制度を求める活動を行うNPOは、自らの活動を社会正義と整合的なものであることを前提としてきた。しかしながら、昨今こうした認識を支えてきたと思われる、人権、多様性の尊重、自由といったコンセプトの自明性は、失われつつあるのではないだろうか。
 
医療を受ける権利、公衆衛生政策が個人の人権を一部抑制するための法的手続き、人を対象とした研究の被験者の権利擁護、患者や障害者への偏見や差別など、これまで、個人の権利と自由を前提とした文脈において整備してきた筈の制度が、現実の諸局面においては、それら制度の基本理念ないし構造から乖離した事態に対処できていない。
 表現の自由をめぐる議論では、表現そのものが基本的に自由であるという前提よりも、日本国民が一定の情緒的等質性を共有しているという根拠なき観念がなんら検証されることなく前提とされる立論を、知識人たる人々が行っている。こうした議論は、多様な個人を主権者とする民主主義とは相当食い合わせが良くない。
 
しかし、一方で、身の回りの人たちは同じような考え方をもっているという感覚は、なんの前提や学習なくしても生じるものであり、理性的活動の歴史において獲得される人権よりもはるかに皮膚感覚としてなじみやすく、そうした感覚自体は、否定できるものではないのかもしれない。だとすれば、私たちの正しさは、何によって支えられるのだろうか。
 
今回私たちは、講師として、社会学者の盛山和夫(せいやまかずお)さんと東北大学の大北全俊(おおきたたけとし)さんをお迎えし、盛山さんにはロールズ「正義論」の今日における射程や市民活動の課題などをご講演いただき、これを踏まえ大北全俊さんの、シモーヌ・ヴェイユやイマヌエル・カントなどの議論を紹介しつつのコメントを交え、当事者も含めたパネルディスカッションで議論を深めていきたい。



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


※チラシ(表)を拡大する                   ※チラシ(裏)を拡大する